踊り場で立ち話

踊り場でちょっと立ち話する程度の内容です

とらや菓寮

お誕生日の箱根の帰り、ずっと行きたかった御殿場の「とらや菓寮」に寄りました。
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わたしは季節の生菓子と冷やし抹茶のセット、ダンナさんは胡麻あん白玉と煎茶のセット。
わたしは粒あん派で、さらに胡麻あんも好みではないのですが、こし餡の生菓子もダンナさんの胡麻あんも、とってもとってもおいしくて、これでもかってくらいじっくりと味わいました。たぶん、ほっぺた落ちてたと思う。今、いつも通りのまんまる顔なので、無意識に拾ってきたようだけれど。

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とらやさんはお茶がまたとーってもおいしくて。
ダンナさんは、数年前はじめてみなとみらいのとらやカフェでいただいた煎茶のおいしさに衝撃を受け、今回もまた、胡麻あんよりなにより煎茶のおいしさにうなっておりました。
でもほんとに、一煎目、二煎目三煎目と味わいもちがって、煎茶のおいしさをじっくりたのしめるのです。
お話を伺うと、お茶の良さやお水のおいしさもあるけれど、やっぱり決め手は温度と時間とのこと。緑茶だけでなく紅茶も珈琲も、お湯の温度が重要なのよねぇ。
心おちつかせ、ゆったりとお茶を煎れる生活……遠い夢ですな。
自分、バタバタあたふたアセアセしている性質ですから。(不器用ですから風に)



↓ダンナさん撮影↓
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「たまには、と撮ってみたんですけどね、隣の妻がぐいぐい来るもんで、ほぼ肌色の写真になっちゃいました。胡麻あん白玉なんですけどね、胡麻あんがほんのちょっぴり、白玉に関してはまったく写ってないですよね。
妻はまったく気付いてません。自分が撮るのに必死ですから。撮ったあとは食べることに集中ですから。」
(神奈川県 会社員男性 41歳)

象が踏んでもこわれない

かはわかりませんが、とりあえず、スタイルのいいお嬢さんのおしりではこわれない、ハズキルーペを購入しました。
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出会いは友人宅。46で2歳の娘っ子を育てる友人が、子育てに関わる小さな文字がハッキリ見えてノンストレス!だと。試してみたらあらまぁ!わたしのややこしい目にも合う!


わたしの目は、アトピー白内障で左目は20歳くらいに失明、右目は20年ほど前に手術をして、手元30センチに合わせた度数の人工レンズが入っています。
原因はアトピーだけれど、加齢による白内障と同じなのだと思います。ただ、かかる年齢=手術する年齢が若いので、生きている間にもう一度くらいは眼内レンズをどうにかしなきゃいけないみたい。

それはさておき、つまり手元から30センチより遠くても近くてもぼやけるので、基本的には近眼用のメガネをかけ、本や新聞を読むのはメガネを外さないと見えなくて、もっと言うとお料理も、ほんとは裸眼で近付いた方が切るのも炒めるのもよく見えるのだけど、さすがに30センチまで顔を近付けて切ったり焼いたり揚げたりはしんどいし危ないし、でもレシピは裸眼じゃないと見えないし、美術館でもお買い物でも、メガネなしでは見えないけれどくわしく見るにはメガネを外したいし、と、なかなか不便。そしてくたびれる。
白杖をついて歩いていた頃を思えば、なんという贅沢!ばちあたり!なのですが、視力があると頼ってしまうんですよね。
点字白杖歩行の訓練をする都の施設で、全盲の人より弱視の人の方が、落ちる転ぶぶつかるなどの事故が多いと聞きました。
ちなみにわたし、白杖時代に一度溝に落っこち、バス降りたときに方向がわからなくなりパニックになり、駅の階段を下りているときに後ろでつまずいたおじさんにぶつかられ踊り場まで落ちたことがあります。隣の人が歩き出した気配で信号を渡ろうとして、「赤だよ」とおじさん(声)に止められたこともあります。
白杖をついてる人のそばでの信号無視は、ほんとにやめてほしいわー


ハズキルーペに戻って。
本は裸眼でいいのですが、新聞がね、大きいのでね、うまく文章で説明できないのですが、こう、裸眼で顔を近付けて大きな紙面全面を追うというのが結構大変。そこで、ジャジャーン!ハズキルーペーー!まー、くっきりハッキリ見えること!

というわけで、ハズキルーペ、CMはちょっとあれですけれど(笑)、大変便利に使っておりまーす!
ただこれかけながらちょっとまわりを見渡したりすると、ぐわんぐわん酔います(笑)

でもわたし老眼じゃないよ、老いからじゃない方の白内障からの老眼もどきだから!!とダンナさんに主張しているんですが、当人は聞いているとかいないとか。

映画をあきらめて

今日はネイルの日。選ぶ色味は好みのくすみ色ですが、ストーンで元気さをプラスしましたー
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(2色の細フレンチ)

月曜の夜は、そうだ!ネイルのあと映画観に行こう!新宿まで行っちゃおう!と、「アナと世界の終わり」というゾンビミュージカル映画の時間を鼻息荒くチェック&メモしていたのですが、火曜日結構な仕事量&残業で、昨日も残業で、荒かった鼻息もすんすんと大人しくなっていき、「おうちでHuluか録画した映画を観よう…」と決め、じゃあ出たついでに皮膚科でお薬もらっていこうと思いつつ今や、もう暑いしさっさと帰りたい、おうちにいたい、となっています。皮膚科混んでるし。


こんな風に、わたしはどんどん遠出しなくなり、都会に出向かなくなり、映画をチェックするものの映画館から遠のいていくんだわ〜そうなんだわ〜(涙)
でもひとつ朗報!今年の新入社員ちゃん&くん、映画好きが3人ほどいるらしい!なかなか話す機会はないけれどー!

近頃すっかり、映画館での映画はあきらめの夏だけれど、映画話に花を咲かせられる日がたのしみです♪

6月2日のできごと

6月2日、お誕生日がやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!
48になるんだと思っていたら、47だったようです。

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*父から届いた花束*

無事に47回目のお誕生日を迎えられて、おめでとうと言ってもらえてありがたいことです。しみじみ。
ダンナさんに、おめでとうをたくさん言ってとリクエストしたら、「思いがけない場面でおめでとうを言おう」と思いついてしまったようで、見事に思いがけない場面で言われまくり、そうじゃない感満載の「おめでとう」に笑かされまくりでございます。
おもしろいので、お誕生日月間ということで6月中つづけてもらうことにしましたー

パート先は、今の時代にめずらしく保養施設が充実していて、休暇をもらって箱根の温泉に一泊してきました。
お食事はおいしいし温泉もあるし、古い建物だけれどその古さがまた素敵で、古いけれども清潔で、スタッフの方々も素敵な、とても居心地のよい宿泊施設で、以前連れていった両親や妹たちも「また行きたい!」という素敵な場所です。(素敵言いすぎだけど)
ダンナさんが買ってくれたケーキを持ち込み、夕食時、もう一組宿泊中の8人の女性グループも一緒に♪ハピバスデー♪していただきまして、もちろんロウソクも吹き消しまして、心もおなかも大満腹でございました〜♪
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お部屋に戻ったら、ダンナさんからお手紙が。
わたしは、お誕生日、結婚記念日と、毎年お手紙かカードを贈るのですが、ダンナさんからのお手紙は、結婚してからはたぶんはじめて。短い文章でしたが、胸が熱くなるお手紙でした。
ダンナさんは、無口、というのではないし、わーわーしゃべりまくるわたしや妹家族のなかで、ポツっと気の利いた一言を発して爆笑を取ったりするのですが、でも、基本的に思っていること感じたことをすぐ言葉にするタイプではなく、まぁわたしがなんでも口に出しすぎるということもあるのですが、わたしは常々、「言葉にしなきゃわからないよ」「男女なんてまったく別の生き物なんだから、伝え合っていかないと」「もう今年のダンナさんの目標は、気持ちを言葉にする!だよ!」と訴えていて、そのためでしょうか、「口に出すのが下手だから手紙にしようと思ったけど、手紙も下手でした」とありましたが、わたしにはどんな文豪のお手紙よりすばらしいお手紙でした。

ちなみにいつ書いたのかと聞くと、「おたねちゃんが寝ている間」と言うので、夜はだいたいダンナさんが先に寝るから、むずかしかったでしょうと言うと、
「それがね、意外に朝、僕ひとりの時間が多いんだよ」
はい、休日だけでなく平日も、朝は夫よりあとに起きる妻でございます。絶対さだまさしに怒られる(関白宣言)


子どもの頃は、うんと大人に思えていた47歳、なってみると全然うんと大人じゃなかったです。
でも確実に、身体的にはすっかり大人。おたな。中年。メタボ。だけど、がんばりまーす、たのしみまーす☆イェイイェーイ☆

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「気軽」は遠くなりにけり

桜は好きだけれど、なんとなく気が焦ってしまうのでちょっと苦手。
なんだろう、桜の時間とわたしの時間がきっと合わないんだろうな。
桜はおひさまや季節をしっかり感じとって無駄なくスッスと進む感じ。
わたしはおひさまや季節を横目でチラチラ気にしつつ、だらだら過ごしがち。
なので、咲きそうです!咲きました!散りはじめました!に焦っちゃう。だらだらしながら焦っちゃう。いっそ葉桜の方がゆっくりたのしめて好きなくらいです。

とはいうものの、桜はすてき。花があんなに咲きほこる大きな木ってなかなかないんじゃないかな。
友人と2歳になる娘っ子と桜散歩した日のことを、途中まで書いて日が過ぎて、GWも終わってしまいました。
書こうと思っていることを書けないまま、また新たに書きたいことやなんかができたりして、でも順番に書かなきゃなんて思ったりするもんだからどんどん溜まる一方で、書きたいのに、書くことが好きなのに、最終的にもういっか……となりがちです。
ほんとスマートじゃない性分でやんなっちゃう。
結局、書きたい、でも本も読みたい、テレビや映画も観たい、ダンナさんとの時間も、あぁ時間のやりくりが〜ってのはハイクからブログになっても変わらないのでした。
いやむしろブログの方が時間かかって、「気軽に書く」が遠くなってる!

*目黒川の桜よりずっとずっと素敵と思う、町田の恩田川沿いの桜
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(どんな風にすてきかを書きたかったのに〜もうすっかり5月だし〜!)

ゴールデンが明けた週

先週の金曜日、自転車での帰り道、GW明けウィークおつかれさまスタバをしました。
勧められるままにロイヤルミルクティーフラペチーノ。

GWで体重増量したけれど。
好き度としては、
スタバ < タリーズドトール < 上島珈琲 だけれど。
ダンナさんからカエルメールが来たけれど。
予想通り甘かった。上にふりかかっているショートブレッドも甘いです。半分サイズがあればいいのになー

火曜日は連休明けで、水曜日はシステムのトラブルで、まぁバッタバタの残業ウィークでした。
パートの仕事は好きなのだけど、遅く帰ってからのごはん仕度含め夜の家事がしんどくてもう。
あ、でもこの週は、火曜日まだお休みだったダンナさんがごはん仕度してくれて、大残業になった水曜日も先に帰っていたダンナさんがごはん仕度してくれて、お休みでネイルサロンに行った木曜日は予約が夜になっちゃって遅くなって、やっぱり先に帰っていたダンナさんがごはん仕度してくれていたのだった。
つまりGW明け週はほぼほぼごはん仕度してもらったのだった。

で、でも、ごはん全部用意してくれたわけではなくてわたしも仕度したし、後片付けはわたしだしっ!

ここで一句。
「お料理は 後片付けまで やってこそ」

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映画とおともとパパ友と

(「と」が多い!)
相変わらずのお気に入り、G.H.クレターズをおともに観た「ボクは五才」。
5〜6歳年上の社員さんが貸してくれました。
・BGMがザ・大映
・ナレーションがザ・大映
・ボクの歌う歌!
・子役が上手&脇役(特におばあちゃんとおばちゃんたち)もよい
・実話が元らしいのだけど、おもしろくよくできてると思う
・今だったらきっと、もっと泣かせようとすると思うのだけど、そうじゃないところがよかった。泣いちゃったけど。ボクの気持ちがただただまっすぐで、もう信念と言ってもいいんじゃないかと、それがとても伝わる映画だった。
「ゆっくりでいいよ」のお言葉に甘えて、もう一度観てお返ししようと思います。

ちなみに社員さんの弟さんはなんと映画監督だった!!受賞作あり、近年も撮ってる名の知れた監督さんだったー!わたしもほぼほぼ観てる監督さん。すごい!家族も、こんなに成功するとは思ってなかったとか。
でも社員さんいわく、あっちが兄だったらもっと素直に自慢できるけど、弟なので兄としてはちょっと複雑。あっちは成功して、こっちはパッとしてないからさー、とのこと。
だから、映画が好き、という人には話すというスタンスらしい。兄心は複雑なようです。
この社員さん、ロメロのゾンビをリアルタイムに映画館で観ていて、それを話したら妹は、「ロメロをリアルタイムで観てるなんて、なんっていい人生なんだー!」と羨んでいたのでそう伝えると笑ってました。


図書館本「東京パパ友ラブストーリー」
初めて読んだ樋口毅宏さんなのだけど、(「タモリ論」(未読)の作家さんだった)、志村貴子さんのさわやか表紙からは想像しなかったドロドロ感、生々しい単語あり、ここまでがっつりな男性同士の恋愛だとは思っていなかったので面食らいました。書評の読解力不足。
でも、文章はおもしろかった。ラストがまた途中のドロドロ感からは想像しなかったさわやかテイストで、はじめての樋口毅宏ワールドに翻弄された感じ。
あとで調べると、「さすが樋口毅宏」というところらしい。なるほど。
パパ友ラブストーリーなんだけれど、女性の社会問題や夫婦の在り方なんかがとても書き込まれていて、みっちりな小説でした。ふぅ。

そして今は、これまたなにかの書評で気になった、はじめての小野寺史宜さん「ひと」の順番がまわってきまして読んでいます。青年が他人と接してもまれていくお話。
映画も録画とディスカスで「大統領の執事の涙」「それでも夜は明ける」「ヒメアノ〜ル」を観たのですが、感想下手なうえにパパッと書けないのでまたいつか。
あ〜はやく書ける能力とはやく読める能力と、ついでに食べても太らない能力が欲しーい!!

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