踊り場で立ち話

踊り場でちょっと立ち話する程度の内容です

楽しきおすもうの世界 〜九月場所

今場所は、四日目に観戦してきました。

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白鵬が二日目から休場したり、先場所につづき休場の嘉風の進退が心配されたり、とにかく蒸し暑かったり、お隣のおじさんが親方かっ!てくらいやたらと講釈たれる講釈おじさんだったり、振分親方がやっぱりそわそわしていたり、ペーパーさんが観戦していたりの四日目でしたが、やっぱり結局たのしかったー♪

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この日も、というか今場所も、御嶽海の応援が連日一番多いようで、水曜日だったこの日、三ヶ所に御嶽海応援の子どもたち団がいました。

黄色い歓声鳴り止まずもすごいのだけど、「御嶽海の母校」という手作り幕を掲げた六年生たちがほんとにたのしそうで、炎鵬の取り組みでも立ち上がって飛び跳ねて、後ろの席の先生に座りなさい座りなさいと制されていたりして(笑)、なんか、なんだかわたし、胸が熱くなりました。


歓声が大きくなる人気のおすもうさんは何人もいますが、毎場所、東京だけでなく大阪でも名古屋でも九州でも、御嶽海の応援がひときわ目立ちます。
年に三回観に行く両国でも、必ず子どもたちがいます。
毎回平日なので、修学旅行や課外授業的な学生団は多いのですが、御嶽海応援の小学生たちが一番元気!
以前、帰り道で声をかけたら、「長野から来ました!」と、興奮冷めやらずの盛り上がりで答えてくれました。(御嶽海は四股名の通り長野県出身)

たった一人の人間が、こんなに大勢の人の気持ちをつかんで動かすということに、もう本当にたのしそうにうれしそうに一生懸命応援している子どもたちの姿に、胸が熱くなりました。


もちろん、スポーツ選手や芸能人、芸術家、たった一人が大勢の人の心をつかむということは多々あるのですが、なんかね、おすもうファンというより、自分たちの県出身のおすもうさんだから応援するという人や子どもも多いんだろうなーと思って、そこにジーンとしちゃって。
なんていうのかな〜なんなんだろうこれ。伝わる言葉にできないのがもどかしい!


特段御嶽海が好きというわけではないのに、終始御嶽海の話になっちゃったわー
ちなみに、ケガで休場していた嘉風は、この次の日に引退してしまいました。関取最年長の37歳、寂しいけれど、おつかれさまでした。
そして、三日連続で金星(格下のおすもうさんが横綱に勝つこと)を与えちゃった鶴竜は、今日から休場。

どうなる?どうなる!九月場所!!