日日 〜ひとり欲とふたりの安心、と好きな作家さん
雨の音が激しくなってきました。
雨や風がつよい夜は、ダンナさんがおうちに居る日でよかったな〜出張や夜勤のないときでよかったな〜と思います。
昼間もせっせと悪天候支度してくれていて、自分の洗濯物を畳んで片付けるのはどうしてもできないようだけれど、こういうところがマメでほんとに助かるなーと思います。
ひとり暮らし未経験のわたし、47にして今、ひとり暮らししてみたい欲にかられています。あとひとり旅。
ダンナさんがどうということではなくて、まぁ結局安心安定した生活ができている上での気ままなワガママというか。非日常というか。贅沢というか。
ひとり暮らしは、いつか自然にそうなったらそうなったときで、(ダンナさんがひとり暮らしになるかもしれないし)、でもひとり旅はいつか、そう遠くないいつかしてみたい。
ダンナさんは、「いつでもするといいけど、暇だよ?」と言いますが、とりあえず本を持参すれば暇で暇で、ということはないんじゃないかなーと思っているのですがどうなのかな。
あぁでも、何を見ても何を食べてもひとりってのは、おしゃべりなわたしにはやっぱり寂しいのかなー
誰かに会いに行く旅ならいいのかも。
たぶん、3月の豪華ホテルとか旅先の素敵カフェで、ただひたすらのんびり本を読んだりしたい、と思ったのだけれど、基本的にホテルや旅館にずっといるより出歩きたい派のダンナさんなのでなかなか叶わない、ということがあって、あぁ、おうちやお部屋でゆっくりだらだらってのができない人なんだー!と11年目にして気付いたことから、ひとり暮らししてみたい欲やひとり旅欲がムクムクしてきたんだと思います。
雨が降り出す前、ダンナさんがお買い物に出かけて、(昨日もふたりで出かけたのだけど)、その数時間、ひとりでおすもう観戦を満喫して、食後は図書館の窪美澄さんを読んで泣いて、雨風の音はちょっと心をザワザワさせるけれど、でもひとりじゃない=何か不具合が起きてもダンナさんがなんとかしてくれるので大丈夫だし、おすもうもおもしろいスタートだったし、充実した週末でした。
ただひとつ、久しぶりにポテトチップスを食べちゃったことがギルティ……(←若い子ちゃんから教わったギルティ)
窪美澄さん、好きでたぶん全作読んでいるはず。
アダルトな描写もありますが、わたしはよく泣いてしまいます。
一番好きなのは、結局初めて読んだ「ふがいない僕は空を見た」かもしれない。
R-18文学賞受賞作品が収録されているので、アダルトな描写がっつりだったりもしますが、総合的にはわたしには大泣きの一作です。
なんて書いていたら、また読みなおしたくなってきちゃった。
はー、速読できるようになりたーい!