踊り場で立ち話

踊り場でちょっと立ち話する程度の内容です

象が踏んでもこわれない

かはわかりませんが、とりあえず、スタイルのいいお嬢さんのおしりではこわれない、ハズキルーペを購入しました。
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出会いは友人宅。46で2歳の娘っ子を育てる友人が、子育てに関わる小さな文字がハッキリ見えてノンストレス!だと。試してみたらあらまぁ!わたしのややこしい目にも合う!


わたしの目は、アトピー白内障で左目は20歳くらいに失明、右目は20年ほど前に手術をして、手元30センチに合わせた度数の人工レンズが入っています。
原因はアトピーだけれど、加齢による白内障と同じなのだと思います。ただ、かかる年齢=手術する年齢が若いので、生きている間にもう一度くらいは眼内レンズをどうにかしなきゃいけないみたい。

それはさておき、つまり手元から30センチより遠くても近くてもぼやけるので、基本的には近眼用のメガネをかけ、本や新聞を読むのはメガネを外さないと見えなくて、もっと言うとお料理も、ほんとは裸眼で近付いた方が切るのも炒めるのもよく見えるのだけど、さすがに30センチまで顔を近付けて切ったり焼いたり揚げたりはしんどいし危ないし、でもレシピは裸眼じゃないと見えないし、美術館でもお買い物でも、メガネなしでは見えないけれどくわしく見るにはメガネを外したいし、と、なかなか不便。そしてくたびれる。
白杖をついて歩いていた頃を思えば、なんという贅沢!ばちあたり!なのですが、視力があると頼ってしまうんですよね。
点字白杖歩行の訓練をする都の施設で、全盲の人より弱視の人の方が、落ちる転ぶぶつかるなどの事故が多いと聞きました。
ちなみにわたし、白杖時代に一度溝に落っこち、バス降りたときに方向がわからなくなりパニックになり、駅の階段を下りているときに後ろでつまずいたおじさんにぶつかられ踊り場まで落ちたことがあります。隣の人が歩き出した気配で信号を渡ろうとして、「赤だよ」とおじさん(声)に止められたこともあります。
白杖をついてる人のそばでの信号無視は、ほんとにやめてほしいわー


ハズキルーペに戻って。
本は裸眼でいいのですが、新聞がね、大きいのでね、うまく文章で説明できないのですが、こう、裸眼で顔を近付けて大きな紙面全面を追うというのが結構大変。そこで、ジャジャーン!ハズキルーペーー!まー、くっきりハッキリ見えること!

というわけで、ハズキルーペ、CMはちょっとあれですけれど(笑)、大変便利に使っておりまーす!
ただこれかけながらちょっとまわりを見渡したりすると、ぐわんぐわん酔います(笑)

でもわたし老眼じゃないよ、老いからじゃない方の白内障からの老眼もどきだから!!とダンナさんに主張しているんですが、当人は聞いているとかいないとか。